英語の2020年度入試について、現時点(2019年6月19日)で判明していること及び所感をこの記事にまとめておきます。

 

|現時点で判明していること

(1)大学入学共通テスト(旧:センター試験)


【配点】

筆記とリスニングの配点が100点ずつで均等に

参考:出題方法について(2019/6/7):大学入試センターHPより

 

【問題作成方針】

センター試験からの主な変更点は以下

①発音・アクセント・語句整序などを単独で扱う問題はなし

②場面や状況に応じた文章を読み取る問題が増加

筆記はリーディング重視の傾向

参考:問題作成方針について(2019/6/7):大学入試センターHPより

 

(2)英語成績提供システム(民間試験の活用)

英検などの民間試験を大学入試に活用。大学ごとに活用の仕方は異なります。少しずつ公表されてきており、2019年5月13日現在の状況は以下の通り。

http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/koudai/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/05/31/1417592_003_1.pdf (文部科学省HPより)

 

例えば愛知の国立大学では、

・名古屋大学 →   出願資格として活用(CEFR A2以上)・高校作成の証明書との併用

*CEFR A2は英検だと2級・準2級が該当

・名古屋工業大学、愛知教育大学、豊橋技術科学大学 →   点数化して共通テストの成績に加点

となっています。

 

民間試験の活用については各大学慎重のようです。このエリアでは「一定水準以上の成績で大学入学共通テストの「英語」を満点とみなす」などの活用方法は現在のところありません。

 

|所感

リスニングの配点が従来の2倍になる、というのは大きな変化ですが、思ったより周知されていない感があります。

民間試験については活用方法が大学により異なるので、自分の志望する大学の情報はキャッチしておきたいところ。現時点では、高校3年生の時点でCEFR A2レベル(英検2級・準2級程度)に達していれば国立大学の出願資格はカバーできそうです。

*混乱しそうなので軽く書くに留めますが、本日6/19のニュースによると「民間試験の利用中止を求める請願書が提出された」という動きもあり、民間試験の活用については今後も議論が続きそうです。

 

現高校2年生の皆さんは初年度ということで不安もあると思いますが、押さえるべきところは押さえつつ、情報に振り回されすぎないようしっかり実力をつけていきましょう。多くの人にとって受験という枠の中で勉強する時期も必要だと思いますが、そういった枠とは別に自身の興味や得意・苦手分野を意識して英語学習を進められるといいですね。



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