small__1115248583goは「行く」、comeは「来る」。この意味だけで理解している方が意外と多いのではないかと思いますが、実際には全く別の使い方をすることがあります。例えば、友人と電話をしていて「今からそっちに行くよ!」と伝えたい場合、
 
I’m coming!
 

を用います。「行く」だからI’m going、というのは誤りです。この2つの単語の意味は、単純な日本語訳では表し切れません。とは言っても全く難しくなく、フタを開けてみればものすごくシンプルです。 

 
 

|お互いの距離が近づくのがcome、離れるのがgo

先ほどの電話の例では、今から自分が相手の所に向かうわけですから、お互いの距離が近づきますよね。こういった場合はcomeを使います。
 

逆に友人と会ったあとに「もう行くよ。」と言いたい場合は、お互いの距離が離れますので、I’m going.を使います。お互いの距離が近づく場合はcome、離れる場合はgoを使います。

 
 
 

|同じ日本語でも英語に直すと…

ここで練習がてら、考えてみてください。友人との話を終えた頃に、お家の人から「そろそろ帰って来なさい。」と連絡があったとします。

「もう戻るよ。」とお家の人に伝えたい場合何と言いますか?

 
I’m (        ) home.
 

small__6348118758ポイントは相手との距離でした。この場合はお家の人との距離ですが、帰りますので当然距離は近づきます。よってI’m coming home.が正解となります。ここで、全く同じ「もう戻るよ。
」を友人に言う場合は、家に帰ることによって距離が離れますので、I’m going home.を使うわけです。日本語訳では表し切れないのがよく分かると思います。
 
 
 

|正しい感覚をつかむ

現行の中学校の教科書にもサラリとI’m coming.と言う表現が載っていますが、「comeには行くという意味もあるんだよ。」と簡単に説明した先生もおられたらしく、そのために生徒から質問をもらったことが何度かあります。
 
「相手のところに行く場合はcome」という説明も間違ってはいないと思いますが、「行く」なのにcome?と生徒の頭には混乱と疑問が残ることになってしまいます。実際には上述した「相手との距離」の考え方が全てで、そう押さえておけば日本語訳に惑わされることもなくなりますので、正しいgoとcomeの感覚をぜひつかんでおいてください。


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