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週末、関西方面に出かけてきました!

「建築事務所の見学」と「町屋での民泊体験」と銘打てば分かりやすいかもしれませんが、それだけでは3分の1も伝わらないと思うので色々書きます。(近頃授業してて「え、SIAM SHADE知らないの?」みたいなジェネレーションギャップが増えてきました。)

写真で表せない部分を、文章で少しでも補えるよう書いたつもりです。どうぞ。 

 

|おさだ建築工房さん

長田さん(HP)と出会ったのが今年の3月のこと。ブログでも度々出てきているAPLaCの田村さんつながりです。初めてお会いした京都東山の交流イベントで、事務所の写真を見せてもらいました。

即座に浮かんだ言葉は「木の温もり」。自分のボキャブラリーの貧しさに辟易しつつも、これはぜひ行ってみたい!と思ったのでした。そんなこんなで、今回約3ヶ月越しの事務所訪問が実現。

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当日はあいにく曇りだったのですが、それを感じさせない明るさ。格子状に組まれた木材の仕切りを抜けて、外からの光がスッと差し込んできます。

 

長田さんは「あえて狭い土地でどこまでやれるか」とおっしゃっていましたが、2階までまっすぐ伸びた吹き抜けのスペースは、窮屈さを全く感じさせない開放的な空間でした。それで自然とリラックスして、長田さん&連れ立って行った皆でそのまま話しました。

一緒に行ったメンバーの一人である奥村さんは、ここでたまにビールとか飲んでるそうです。え、ちなみにビール飲みながら何してるの?「大体ここにある地球儀を回してますね。」なるほど。…ちょっと想像して、本当にやってるんだろうな、と思いました。自由な空気が流れる空間です。

 

 

僕は建築に関して全くの素人ですが、目に見えるもの・見えないもの含め、長田さんのこだわりが伝わってきました。空間に響く音楽、階段に積まれた本、扇風機やデスク、ちょっとした小物なども。特にモノに関しては、質のいいものを丁寧に長く使う、という長田さんの思いが随所に体現されていました。

お前らのおばあちゃんは安物買いの銭失いが大嫌いでさ、と昔話してくれた父の言葉をふと思い出しました。鑑みて、自分たちの暮らし方ですね。色々言い訳もできるけど、まずはモノを大切にするという当たり前のことからやらんと、って。

 

 

|翼さんの町屋訪問

こちらも楽しみにしていた京都の友人翼さん(HP)の町屋訪問です。勤めていたゲストハウスには以前にお邪魔させていただいてましたが(過去記事)、今回いよいよ自分たちでも(空間作りを)始めます、と。

これも冒頭の話に戻りますが、民泊やオープンスペースという言葉だけで伝えるにはあまりに濃いです。「壁がまだ塗りきれてなくて未完成で〜」とおっしゃってましたが、むしろ完成していないことに良さがあるように思いました。ずっと進化中、というような。

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使われていない町屋を借り上げ、パートナーで建築士のIさんと共にせっせと改修したそう。

到着した時、すでに楽しそうな宴が行われていました。写真から伝わりますかね、この楽しそうな感じ。

 

長田さんのところは光が印象的でしたが、こちらは何と言っても風が気持ちいい。光と風。(とか書くと何か血が騒ぎますね。)どちらも木を使っているという共通点がありつつ、特徴的でおもしろい。

吹き抜けの方向も、縦に垂直的に伸びるのか、横にドーンと突き抜けるかで全然違うものだな、と。あくまで素人がそう感じてるだけですが。

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昔ながらの段差が急な階段。2階はAirbnbにも登録して貸し出す予定だとか。夫婦で泊まらせてもらったのですが、めちゃくちゃ広くてベランダ(というと洋風ですが、物干し場と言うのか)からは庭が見えて。畳での寝心地も最高でした。

 

 

今回滞在した2か所に共通していたのは、自分たちが心地いいと思える空間を、自分たちの手で作っているというところでした。どちらも作り手の個性が溢れてます。光と風みたいな(気に入った)。

個人でもここまでできる。自分たちが思ういいものを創っていくと、そこに人が集まって、そこで何かを得た人が、また新しい何かを生み出していく。僕も今回の滞在で、またちょっと勇気をもらった気がします。

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