small__8577564334せっかく昨日の記事でgoとcomeの使い方を扱いましたので、今日は同じ理屈で理解できるtakeとbringを取り上げようと思います。

日本語訳としては、takeは「持っていく」、bringは「持ってくる」で、紛らわしいので「もっテイク(take)」で覚えよう!と、僕もよく指導していました。正直な話、受験英語としてはそれだけで事足りるのですが、実際には「持っていく」なのにbringを使う例もあります。 

 
 

|自分が向かっていくときは、距離が近づくのでbringを使う

I’ll bring an umbrella for you.
「君に傘を持っていくよ。」
 
この例文だと、日本語は「持っていく」ですが、英語はtakeではなくbringを用いています。bringはcomeと同じで相手との距離が近づく(=向かっていく)とき、逆にtakeはgoと同じで距離が離れていくときに用います。
 
では、朝の出勤前、家族に「今日は傘を持っていった方がいいかな?」と尋ねる場合はどちらを使うでしょうか。
 
Should I (        ) an umbrella with me?
 
small__5454119726 正解:Should I take an umbrella with me?

これから家を離れて傘を持っていくので、この場合はtakeが適切です。

もうお分かりかと思いますが、同じ文であっても、すでに職場にいる同僚に尋ねる場合は、これから向かうことにより距離が近づいていくので、相手の立場になってbringを使うことが多いです。
 
 
 

|発展:往復の動作にはfetchを使う

ちなみにbringと似た単語で、「行って取ってくる」という意味のfetchというものがあります。takeやbringが基本的に片道の動作を表すのに対し、fetchは「ものがある場所まで行って」、「取って戻ってくる」という、往復の動作を表します。
 
I’ll fetch a cup of tea from the kitchen.

「キッチンからお茶を一杯持ってくるよ」

 
 
 

|使わなければ身につかない、けれど

はじめは「この場合はtake?それともbring?」と戸惑うこともあるかと思いますが、使っていくうちに必ず感覚が身についていきます。大切なのは「英語を使える場」にいられるかどうか。ただ、残念ながら今は英語環境をつくるのが難しい人も、今の内からきっちり使い分けを押さえておけば、ちゃんと将来の備えになります。 


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