こんにちは、古橋です。センター試験が終わりましたね。

 

本番前に過去問を解くときから、一喜一憂しないこと、そして決して油断せず詰めの努力を怠らないようにと伝えてきました。

 

一喜一憂しない、というのは答え合わせの結果を確認するときもそうですが、特に気をつけたいのは問題を解いている最中です。例えば、「この問題は自信がある」、「あれ、こっちは難しい。まずいかもしれない」など。「難しい」まではいいとして「まずい」とまで考え出すと、問題を解くことの妨げになります。そして大抵その後の問題まで尾を引きます。

 

本人の性格的にそれほど気にしない生徒もいれば、解きづらい問題があったときにそこに執着し過ぎたり、頭がいっぱいになってしまう生徒もいます。考えてしまうことは仕方がないので、対処法としては切り替えるトレーニングをすること。考え方のクセみたいなものなので、例えば練習時から時間を測って、1分以上固まってしまったときには切り替えて次の問題にいくようにする、など。それで、試す前と後の結果を自分で見比べてみれば、どちらのやり方がより良い結果を得られるか分かると思います。

 

センター国語の問題で「レジリエンス(回復力=ストレスなどの刺激に対する柔軟性、という意味で使われている)」についての出題がありましたが、それと同じことだと思います。状況や環境に極度に左右されないよう、工夫して対処法を身につけていくこと。

 

二つ目に書いた油断せず詰めの努力を怠らない、というのは、言葉で書くとそれまでなのですが、わずかな差で勝敗がつくことが多くありますよね。受験はそういう世界ですので、自身肝に命じながら伝えています。

 

それで、ここでようやくタイトルの「一語の重み」についてなのですが、たった一語でその文の伝えんとする内容がガラッと変わることってあるよね、という話です。例えば、

 

Are you hardly working?

 

「hardly」は準否定語で「ほとんど〜ない」という意味。つまりこの文は「ほとんど仕事してないですか?(サボっていますか)」と聞いていることになります。hardlyを見落としたり、hard(一生懸命)と勘違いすると逆の意味に捉えてしまいます。

 

一語の重みというのはそういうことで、(大切なことなので二回書きますが)たった一語に話し手の伝えんとする内容の核が込められていたりします。上記はまだよく聞くフレーズではありますが、聞きなれない表現には注意が必要です。知らないフレーズであっても会話では強弱をつけるので重要な部分は伝わりやすいです。しかし、リーディングには当然強弱はないので、見過ごしてしまったらそのままです。

 

例えば今回のセンターでは大問6の本文にpublic safety(治安)、選択肢にひっかけのsafe product(安全な製品)がありました。他の問いも含めて、精読ができていないと失点しますのでやはり基礎力ですよね。単語・文法・読解。あと来年からリスニングです。(→これは2年生、1年生の生徒たちに向けて書いてますよ。)

 

今年でセンター試験は最後、来年からは「大学入学共通テスト」に切り替わります。現在判明している変更点として、
・リスニングの配点が2倍(リーディング・リスニングともに100点ずつ)
・筆記(リーディング)はその名の通り読解重視。語句整序などを単独で扱う問題はなくなる
があります。

 

現役生は私立や二次試験に向けてラストスパートを!それ以外の生徒もぜひセンターを解いてみて「正確に読むこと」について考えてみてください。すでに手をつけている生徒もいると思いますが、学年や現在の英語力に合わせて部分的にでもやってみるととてもいいです。僕の授業では抜粋して配りますので安心してください。笑

自身現役のときに取り組んだセンターが終わるとなると少し感慨深いですが、今後も試験への挑戦を通じて力をつけていきましょう。



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