k15:18PM@金華山

 

今日、生徒さんと話していて思い出したのですが。

2年ほど前、Goldcoastで日本語を教えながら生計を立てていたんですね(実際には収入<支出で貯金を切り崩していましたが)。ある夜のことです。僕はいつものごとく、繁華街のカフェで3人のオージーに日本語レッスンをしていました。

レッスン終了。生徒さんを送り出した後、自分の荷物を確認してふと視線を上げる。すると、ジロジロとこちらを見ながら席に近付いてくる男性がいるではありませんか。そういえば、レッスンの最中からやけに視線を感じていた気もします。目前まで来たその男の顔をよく見ると、なんとジム・キャリーにそっくり(に見えました)。

 

|ジム・キャリー似の男

昔からジム・キャリーの作品をよく見ていたんですよ。「マスク」はあんまりだけど、「ライアー・ライアー」とか「マジェスティック」とか「トゥルーマン・ショー」とか。ふつうのコメディ映画として笑える面もありつつ、役柄にどことなく悲哀が漂っている感じで、人間臭さがにじみ出ているのがなんかツボで。

で、目の前のジム・キャリーなんですけど、僕の手をガッと取りブンブンやりながら「日本人かい?」と尋ねてくる。

 

「そうだよ。日本行ったことあるの?」

「うん。実は俺も日本に数年前住んでいたんだ。」

「おお、そうなんだ!どこに?」

「ヤマナシのあたりに2年くらい。英語を教えていたんだ。日本人が好きなんだよ!」

 

日本人が好き。そう言われて当然悪い気はしません。その後、そのまま30分くらいジャパニーズトークで盛り上がる。勝手にジム・キャリー認定しているけれど、内面(ホンモノのリアルな内面はもちろん知らんけど)も似ていて、3分と待たず1分に1回はジョークを入れてきます。

「日本人はみんな『ハッ!』ってカラテチョップしながら生まれてくるんだろ。ハハハッ、サムライ!」

聞く人によってはギリギリのジョークだけれども、何の脈絡もない「サムライ」に僕は笑った。聞くとIT関係の自営をしているらしく、日中は時間があるからお互い友達やガールフレンドでも連れてテーマパークに行かないか?との誘い。

「夏はやっぱりドリームワールドさ。」

夏はやっぱりドリームワールド。日本で言うところの「夏はやっぱり花火大会」くらいのノリでそう言う。ドリームワールド。直訳すると夢の世界。初対面の、それも男になぜ夢の世界に誘われているのかよく分からなかったが、とりあえずこちらも時間は持て余していたし、何より面白そうだったので承諾をした。

k26:56PM

 

|ジェットコースターのごとく

ダラダラと書いたところで大したオチもないので、ピッチを急速に早めます。

2週間後にドリームワールドにて待ち合わせ。同じくワーホリで来ていた日本人の友人(男女)2人を引き連れ、ジムと合流しました。まず突っ込むべきは、ジム1人だったよね。自分からガールフレンドがどうのって言ってたのにどう見てもひとり。

でも、まあそれはいいのです。大人は忙しい。で、その後なんですけど、

「日本人が好きなんだよ!」

最初に言ったその言葉に嘘偽りはなかったようで、同行した僕の友人の女性にグイグイとアタックを仕掛けた結果、ジムは見事に玉砕していました。ジムとのエピソードは以上です。ええ。

 

トータルで何が言いたいかっていうと、まあ「ただそういうことがあったよ」って話なんですけど(笑)、あえて言うなら僕との出会いから日本人女性との恋愛、玉砕まですごいスピーディーで本能に従順だなあということ。

フラれた後も後腐れなく、「また別の子誘ってテーマパーク行こうぜ!」と悪びれない。いい歳してハチャメチャっぽいんだけど、実は単なる色ボケした普通のおじさんでそこが面白かった。そんな出会いがゴロゴロと道端に転がってたのも今振り返ると楽しかったな〜。

 

書いてて「元気かや」と思ってFacebookを覗いてみると、どうも今副業で俳優活動もやっているみたいです。おお、やはりジム・キャリー!オープンな動画もあったので本人の了解も得つつ以下に貼っておきます。しかし今見るとジム・キャリーにはやっぱ似てないかもしれん。

 

k3

7:16PM

k47:46PM



コメントを残す