
昨年オーストラリアに滞在していた私ですが、2年以上の長期滞在や永住を視野に入れた行動もその気になればできたかもしれません。そうしなかったのは、やはり日本で暮らして日本人として英語を生かした仕事がしたいと思ったからに他なりません。
|日本で生まれ育って
昔からこのCMも大好きでした。JR東海の「そうだ、京都行こう。」
自分は何で日本が好きなんだろう、と考えてみると、小さい頃から日本で培った味覚や感覚や記憶のせいなんだろうなあと思います。愛国心というと大げさですが、そういった気持ちは誰にでもあると思います。
|震災と日本の不安
2011年の東日本大震災と原発事故から、どことなく重苦しいムードが日本を包んでいたような気がします。復興は進んでいるけれど、放射能問題は依然としてあって、それでも大きくは報道されないので、知らず知らず全員で目を背けているような状態が長く続いていました。

オーストラリアでも震災がきっかけで移住を決意したという方に何人かお会いしたり、海外で知り合ったイギリス人やマレーシア人の友人から「日本の放射能問題は大丈夫なのか。」と聞かれたりして、その頃になって今まで目を背けていた問題に気付かされた思いでした。
|英語で世界とつながる
そんな日本に対し漠然と不安な気持ちを抱えた日々を過ごしていたとき、昨年9月、2020年の東京五輪開催決定のニュースが流れました。
生きて行く元気が湧いてきた!オリンピック絶体にいく!その為に頑張ろう!こう思う人がいっぱいいたら日本は元気になる!地震や天災に負けない。
— 中川桂子 (@Miraclekeiko99) 2013, 9月 7
招致団の喜びの会見を聞いて、感動を覚え、またどこか安堵したような気持ちになりました。日本は震災に負けていない。私自身「これからがんばろう」という気持ちを持つことができました。


2020年に東京五輪が開催されます。英語ができれば、日本のいい部分を外国の人に伝えることができます。6年もあれば、英語なんて絶対にできるようになります。英語を学ぶきっかけとしては、またとないチャンスではないでしょうか。